地域の話題で新聞に親しみ いすみの養護施設NIE活動を実践

  • LINEで送る

 新聞に親しむことで子どもたちの表現力を高めたい-と、いすみ市深掘の児童養護施設「子山ホーム」(森田雄司園長)は今年5月から、NIE(「教育に新聞を」運動)を取り入れた活動を始めた。

 児童指導員の木村健司さん(29)によると、NIEを取り入れたのは、同施設の中学1~3年生の16人。「自分の言葉で話したいことが表現できていない。NIEで改善できるのでは」と感じたことがきっかけという。

 NIEの時間は各学年ごとに週1回、夕食後の1時間を充てている。見よう見まねで新聞記事のスクラップを中心に行ってきたが、いまひとつ生徒の反応に手応えが感じられなかった。

 そこで、「新聞に興味を持ってもらうことから出発しないといけない」として、県NIE推進協議会(事務局・千葉日報社内)を通じ講師の派遣を要請。6月16日、本県を中心に活動するNIEアドバイザーの神尾啓子さんが同施設を訪れ、森田園長や指導員にNIEの基本から説明した。

 実践例では、神尾さんが持参した壁新聞に注目が集まった。大きな千葉県地図に子どもたちが新聞から見つけた地域の話題を紹介する新聞記事を貼り付けたもので、併せて自作のワークシートといった教材も示された。