さまざまな点字の道具 県立千葉盲学校<中> 高等部3年 中岫謙

  • LINEで送る

 「ガシャガシャガシャ」「コツコツコツ」「カタカタカタ」

 点字を打つさまざまな音が教室に響きます。点字を打つための道具は、人により違います。私は小学1年生の時から学校で点字を習い始めました。初めは、点字に使う6点のキーを同時に押すパーキンスブレイラーと呼ばれる点字のタイプライターを使いました。2年生になると、点筆を使って点字用紙に直接文字を書く点字板も習うようになりました。中学生になると、持ち運びが便利でいつでもどこでも使えるようにとの理由で、点字板だけを使うように先生方から指導を受けました。

 点字は、紙の上に打つ文字だけではなく、データとしても利用できます。私は小学6年生の頃からパソコンを使い始めました。通常のパソコンに専用のソフトをインストールすれば、パソコンでも点字を打つことができます。同時に墨字(※)の画面やデータを音声で理解することも可能です。

 現在は、ブレイルメモという機器を使っています。キーボードから入力後、データを呼び出すと、立体的に点字が表示される優れものです。ポケットにも入る大きさで、データが入る容量も大きく、会議の内容を記録したり、普段のメモ帳代わりにもなり、とても重宝しています。

 ※墨字とは点字に対して普通に書かれた文字(印刷されている文字のこと)。