「ゆめ大会」で貴重な経験 県立千葉盲学校(5) 高等部3年 山﨑麻莉

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 「超悔しい!」

 3分5秒。目標としていた2分台で走ることができず、思わず天を仰ぎました。

 私は、昨年10月23日から25日まで本県で開催された第10回全国障害者スポーツ大会「ゆめ半島千葉大会」の陸上競技に出場しました。大会を通じて視覚障害、聴覚障害、肢体不自由など、さまざまな障害をもつ人たちと交流することができ、とても貴重な経験でした。出場が決まってから本番まで5カ月と長かったため、その間の自分のモチベーションを保つことが大変でした。また、インターバルなどのきつい練習を乗り越えられたことで、我慢強さが身に付いたと思います。

 現在は週に4回、学校の陸上部で練習しています。障害の程度により練習方法はさまざまです。弱視生は1人で走れますが、全盲生はロープによる伴走や音のする方へ走る音源走など、フィールドとトラックの境界を伝って走る人もいます。盲学校では、陸上の他に、卓球、水泳、ソフトボールなどの大会や、放送などのコンテストを目指して、中学部や高等部の生徒が日々練習に励んでいます。

 私は、陸上競技を通して多くのことを学びました。これらの体験を生かして、卒業後は就職して頑張るつもりです。