茂原・三原が投打に活躍 千葉東・森山は3安打完封 千葉大会第2日

 第92回全国高校野球選手権千葉大会第2日は11日、千葉マリンスタジアムなど10会場で1回戦25試合を行った。公立校が私学の強豪を相手に好試合を展開。千葉工が千葉英和、茂原が敬愛学園にそれぞれ1点差勝ちした。延長の熱戦も2試合。東京学館が渋谷教育幕張を、検見川が市原中央を下した。

 市松戸は七回に3連続適時打で3点差を逆転し、成田国際を破った。千葉東の森山が文理開成を3安打完封。センバツ出場の東海大望洋をはじめ、コールド勝ちは11試合だった。

 きょう12日は千葉マリンなど10会場で1回戦20試合と2回戦9試合が行われる。

◆11奪三振に決勝スクイズ 茂原・三原
 九回2死、カウント2-2。茂原エース・三原勇人が首を振って投じたのは、この日初めて使ったフォークボールだった。「ここっていうときに使おうと、とっておいた」。ワンバウンドするボールに相手打者のバットが空を切る。11個目の三振を奪い、5安打1失点完投。左手のグラブを天へ突き上げ、ほえた。

 2年連続8強以上の難敵・敬愛学園に、真っ向勝負を挑んだ。「とにかく負けたくないという気持ちが強かった」。低めへの投球を徹底し、注意していた長打は1本に防いだ。カウントを稼ぐスライダーを内角へ、空振りを狙うときは外角へ絶妙にコントロール。変化球を意識させたことで、120キロ台後半の直球も生きた。

 味方のエラーで同点に追いつかれた五回の投球。なお無死三塁のピンチで8、9番を連続三振。宇野泰文監督が警戒していた続く相手1番を右飛に打ち取って、勝ち越しを許さなかった。「あそこで流れを渡さなかったのがよかった」。女房役の三橋知弥も「ほぼ完ぺきな投球」と右腕をたたえた。


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