森田知事、解除期待も「気緩めず」 緊急事態宣言発令から3週間 新型コロナ

定例記者会見で、新型コロナウイルス感染防止を重ねて呼び掛ける森田知事=28日、県庁
定例記者会見で、新型コロナウイルス感染防止を重ねて呼び掛ける森田知事=28日、県庁

 新型コロナウイルス感染拡大抑制のため千葉県など首都圏4都県などで発令された緊急事態宣言(2月7日まで)について、森田健作知事は28日の定例記者会見で、「(7日に)解除される方がいいと思うが、今後(感染者数が)どうなるか分からない。解除されるかは別として、気を緩めずコロナに対峙(たいじ)しなければならない」と解除への期待感を示しつつ、引き続き警戒するよう県民に呼び掛けた。

 森田知事は会見冒頭に「県内で一日の新規感染者数が、ようやく前の週を下回るようになってきた」と緊急事態宣言発令から3週間となり、効果が現れてきたとの認識を示した。一方で、直近7日間平均の感染者は367人と依然として高く、病床稼働率65・3%、重症者の受け入れ率70・1%と、医療提供体制の厳しさも変わっていないため「危機的状況に変わりはない。県民の皆さんは感染防止に引き続き協力してほしい」と要請した。

 緊急事態宣言を巡り「解除」「延長」の意見がさまざまに出ており、解除への考えを問われた森田知事は「国が数日間見て判断すると思うが(2月7日に)解除される方がいい。ただ、感染者は少しずつ減っているものの劇的に減るのは難しい」とし、依然感染者が多く、解除に向けた先行きは険しいとの認識を示した。

 また、「状況によっては(国へ)ある程度のお願いをしなければならない。4都県で相談する」とし、29日にも4都県知事でリモート会議を開くなどして、国に防止策の追加・継続などを要望する考えを示した。


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