「通勤電車怖い」「朝の満員対策を」緊急事態宣言前と変わらぬ通勤・通学客 連休明け最初の平日 千葉県内主要駅

マスク姿で通勤する人たち=12日午前7時半ごろ、船橋市の京成船橋駅前
マスク姿で通勤する人たち=12日午前7時半ごろ、船橋市の京成船橋駅前

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 新型コロナウイルスの感染拡大により緊急事態宣言が発令されている千葉県内の主要駅では3連休明けの12日、職場や学校に向かう大勢の人の姿が見られた。東京都内に電車で通勤する県民からは「混雑は変わらず、乗るのが怖い」と不安な声が上がり、学生は「感染が心配だけど授業を受けたい」と複雑な心境を明かした。

 緊急事態宣言後の連休が終わり最初の平日となった12日朝、船橋市のJR船橋駅周辺。東武野田線と京成本線からの乗り継ぎ客も多く、マスク姿の人たちが足早に職場や学校へと向かっていた。

 船橋市では2千人以上の感染者が確認されており、市内の高校に通学する女子生徒(17)は「電車で通うのは(感染が)心配」と打ち明けた。一方で「進学のことを考えると休校しないで授業を受けたい」と話した。

 県内への緊急事態宣言発令は昨春に続き2度目で、期間は2月7日まで。政府は午後8時以降の不要不急の外出自粛を要請。企業に出勤者を7割削減してテレワーク推進も求めているが、接客業の30代女性は「業種によってはテレワークできない人もいる。毎日怖い思いを抱えながら仕事している」。

 船橋から都内の職場に向かうという団体職員の50代男性は「(電車内は)いつもの混雑と変わらない。通勤電車に乗るのが怖い」と心配そうな様子だった。職場があるJR上野駅に通勤する20代の男性会社員も「外出自粛を要請しても、朝の満員電車対策をしてもらわないと意味がないと思う」と訴えた。

 経営する会社で昨年4月からテレワークを導入したという習志野市の男性(61)は「今朝の電車の様子だと、まだテレワークを実施している会社は少ないのでは」と指摘した。


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