政府が地元の理解を得ないまま成田空港を建設すると閣議決定してから4日で60年。この決定が反対派住民と空港側が激しくぶつかる成田闘争につながった。一方、成田国際空港会社(NAA)が機能強化の実現を目指して住民説明を始めてからは10年が経過。複数の関係者によると、国と県、周辺9市町との4者協議会が近く開かれる見通しで、取得が難航する用地への土地収用法活用に進む合意形成がなされるかが焦点となる。この流れに反発する動きもある中、「第2の開港」と呼ばれる大事業はどのような着地点に向かうのか。今また大きな転機を迎えている。
(渡辺翔太)
NAAは、出版物や2011年に設立した「空と大地の歴史館」で闘争に至った歴史を記している。
◆住民反対のうねり
記録などによると、国は...
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