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新型コロナウイルス情報

交通安全教室を動画で 事故防止へ「3つの約束」 休校対策 千葉東署・若手巡査が考案

千葉東署が子ども向けに作成した交通安全を呼び掛ける動画(YouTube県警公式チャンネルより)
千葉東署が子ども向けに作成した交通安全を呼び掛ける動画(YouTube県警公式チャンネルより)

 新型コロナウイルスの影響で休校が長期化し、小学校での交通安全教室が開けない状況に対応しようと、千葉東署が子ども向けの啓発動画「自宅で学ぶ交通安全教室」を作成した。若手警察官のアイデアで始まった取り組みで「3つの約束」と称した注意点を1点ずつ紹介する3本の動画を用意。今月19日から動画投稿サイト「YouTube」の県警公式チャンネルで1本目を公開しており、残りの動画も今後視聴できるようになる。

 同署によると、管轄する千葉市若葉区内の市立小学校19校全てで安全教室を開催するには約2カ月かかる。校内で密集を避ける必要があることや授業予定が不透明なため、同署の中田真史交通課長(38)は「学校再開時から回るのも限度がある」と説明する。

 こうした状況を背景に、同課の松浦瑞季巡査(23)が大型連休前に動画作成を提案。手作りの絵コンテでストーリーを説明して先輩警察官に売り込んだ。自身が先生役を務め、教室に見立てた同署の会議室などで撮影。中田課長の指導を受け、初めて動画編集に挑戦した。

 動画では、松浦巡査ら警察官が事故が起きやすい状況を再現した。クイズを取り入れたり、字幕をつけたりして幼い子どもでも楽しみながら学べるよう構成した。1本目の動画では車や自転車にぶつからないための歩き方を教えている。

 松浦巡査は動画作成について「初めて一人で歩く新入生も多い中、安全教室を開けず、何ができるか考えていた」と説明。学校再開の動きが広がっており、子どもたちには「安全に気を付けることは自分を守ること。車が来ていないか必ず確認して歩いて」と呼び掛けた。


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