胃がんをさらに早く発見し、治療につなげる-。千葉大学大学院医学研究院の研究チームは、人工知能(AI)による支援システムを用いた上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)が、胃がんの発見率や確度を向上させるという研究結果を発表した。本研究の責任者で、同大次世代予防医療創生講座の中川良特任准教授(47)は「最終的には胃がんや食道がんで亡くなる人を無くしたい」と話し、臨床現場へのさらなる普及を見据える。本研究の成果を、中川氏と同講座で論文の筆頭著者の後藤千尋特任助教(35)の2人に聞いた。
(松本迪大)
◆見落とし減らす
胃がんは、早期発見できれば内視鏡での根治が可能で、患者の身体的・経済的負担も抑えられる。胃カメラでは、医師がチューブを口や鼻から入れ、胃壁の粘膜の異常や凹凸を調べる。し...
この記事は
有料記事です
残り1213文字(全文1564文字)








