ちばの選挙

参院選あす投開票 9候補、最後のお願いへ

 与野党の過半数をめぐる攻防や消費税増税の是非が焦点となっている「第22回参院選」はあす11日投票が行われ、即日開票される。千葉選挙区(改選数3)では、7党(5政党と2政治団体)から出馬した現職1、新人8の計9候補が、激しい舌戦を展開してきた。17日間にわたる選挙戦最終日のきょう10日、各候補は千葉市をはじめ京葉・東葛地域など、無党派層が多い都市部を中心に「最後のお願い」コールを響かせる。

 民主党の小西候補は、介護経験や総務官僚としての実績を訴え「暮らしを守る即戦力」を繰り返し強調してきた。終盤は京葉地域を中心に自転車での街宣を強化。最終日は野田佳彦財務相と選挙戦を締めくくる。

 自民党の椎名候補は、同党地方議員と県内全域を行脚するなど組織固めを展開。9日には谷垣党総裁が県内入りし、自民を離党したみんなの党候補が地盤とする佐倉市で演説。自民支持層の引き締めを図った。

 みんなの党の水野候補は、京葉・東葛地域をほぼ連日回り、無党派票の集約を図っている。民主、自民の批判票の受け皿としての役割を強調。消費税増税に反対するなど二大政党との違いをアピールしている。

 自民党の猪口候補は、支援する自民県議の地元の県南部で支持を広げ、終盤は無党派層の多い都市部を奔走。公明支持層への浸透も増す。政治の恩師と慕う小泉純一郎元首相も応援に駆け付け陣営に活を入れた。

 民主党の道候補は、拠点とする東葛地域を突破口に、終盤は千葉市や船橋市内など小西候補の担当エリア内にも積極的に出向き、混戦の中で追撃態勢。推薦する連合千葉のほか、社民党から支援協力も受ける。

 共産党の斉藤候補は、消費税増税反対を掲げ生活困窮者の支持を狙う。同党の志位和夫委員長もてこ入れにたびたび来県。「和夫・和子コンビで頑張る」と街頭などでアピール。きょう10日も県内入りする。

 新党改革の古閑候補は、「医療や介護に困っている人を救いたい」と、後半戦は県内でも医療過疎が進む外房エリアなどで、医師の経験を強調。きょう10日は舛添要一党代表が応援に訪れ船橋市で演説する。

 政治団体から出馬した2候補も、最後の追い込みに力を入れている。

 幸福実現党の牧野候補は、支持母体の宗教法人・幸福の科学の関係者を核に、「迷ったら幸福へ」と呼び掛けている。

 日本創新党の清水候補は「子どもにツケを回さない政治」を訴え、市議時代の地盤の印西市を中心に知名度アップ目指す。


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