ちばの選挙

小西氏先行、追う水野氏 道、椎名、猪口3氏は横一線 中盤情勢 本社県民世論調査(上)

 参院選の投開票を11日に控え、千葉日報社は今月1~3の3日間にわたり、県内有権者を対象にした電話による世論調査を実施し、本社取材網の情報を加えて選挙戦の中盤情勢を探った。7党(2政治団体含む)から9候補が出馬した千葉選挙区(改選数3)は、小西候補が安定した戦いぶりでリード。水野候補が追い上げ、道、椎名、猪口の3候補が横一線で激しく競り合っている。回答者の約4割が投票する候補をまだ決めておらず、終盤の戦いぶりや、3割を占める無党派層の動向、投票率によっては、情勢はさらに流動する可能性がある。

 小西候補は、民主支持層の5割、推薦する国民新党の支持層も固めつつある。県西、東、南の各地域や、世代別でも20代から60代以上まで幅広く浸透するなど優位に進めている。

 みんなの党支持層の7割以上を固める水野候補は、自民支持層の1割に食い込み、他の新党支持者や無党派層からの支持も集める。各地域、各世代からの支持も満遍ない。

 道候補は、民主支持層への浸透がまだ2割程度。拠点の東葛地域の支持は手厚いが、県南など郡部で伸び悩む。推薦する連合千葉や支援決定した社民党県連合の協力に期待をかける。

 椎名候補は、自民支持層の3分の1を固め、地盤とする県東に加え、県南部を手堅くまとめるが、都市部や無党派からの支持が少ない。椎名候補に投票すると答えた人の7割が自民支持層。

 猪口候補は、自民支持層の4分の1を取り込み、支援する自民県議が地盤の県南部で善戦。公明支持層の3割を固めるなど公明浸透度はトップだが、ターゲットの主婦層や都市部無党派層の支持が伸びていない。

 斉藤候補は、7割を固めた同党支持層以外に浸透しておらず、厳しい戦い。

 新党改革の古閑、日本創新の清水、幸福実現の牧野の3候補は支持が広がっていない。


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