千葉県内で推定生息数が9万頭を超え、深刻な農作物被害をもたらしている特定外来生物の「キョン」。増殖の一途をたどる千葉に対し、先行事例として注目される伊豆大島(東京都)では、地域特性に応じた捕獲手法の使い分けに加え、技術を活用して地域全体で監視の網を広げる「島ぐるみ」の対策が着実に成果を上げている。防除対策の一歩先を行く大島の現場を取材した。
(粕谷健翔)
大島でキョンが野生化したきっかけは、50年以上前にさかのぼる。大型台風の影響で動物園の柵が壊れ、逃げ出した個体が繁殖した。島内には天敵となる大...
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