ちばの選挙

小西氏トップ当選 猪口、水野氏が国政復帰 千葉参院選

 政権交代後、初の大型国政選挙となった第22回参院選は11日投票が行われ、即日開票された。千葉選挙区(改選数3)は、民主新人の小西洋之氏(38)が安定した戦いで初当選を飾った。残る2議席をめぐり4氏が激しい競り合いを展開、自民新人の猪口邦子氏(58)と、みんなの党新人の水野賢一氏(43)が混戦を抜け出し勝利した。民主新人の道あゆみ氏(44)、自民現職の椎名一保氏(58)は及ばなかった。民主、自民、みんなの党が議席を分け合う形となった。民主、自民とも公認2候補のダブル当選は果たせず、来春の統一選に向け選挙態勢の抜本的な見直しも迫られそうだ。投票率は54・85%で、前回(55・14%)を0・29ポイント下回った。

 7党(2政治団体含む)から現職1、新人8の計9候補が出馬したが、選挙戦は事実上、民主、自民、みんなの党の有力5氏の争いとなった。

 小西氏は、総務省職員として培った経験や父の介護体験を語りながら、「暮らしを守る即戦力」を終始訴え続けた。自転車で県内全域を遊説するなど30代の若さもアピール。さらに国民新党の推薦を受け、全国郵便局長会が組織的に支援し下支えするなど、都市部のほか郡部など県内各地域の幅広い世代に浸透した。

 猪口氏は、衆院議員時代に初代少子化相を務め、「小泉チルドレン」と呼ばれるなど全国的な知名度を基礎票として支持を広げ、国政復帰を果たした。1月に自民2人目の候補となり、街頭遊説活動やイベント回りを重ね、県民に浸透した。支援する同党国会議員や県議グループは公明とも地域レベルで連携し、創価学会員に顔を売り込んだ。

千葉選挙区開票結果 =選管確定=
小西洋之 38 民新 535632
猪口邦子 58 自新 513772
水野賢一 43 み新 476259
  道あゆみ 44 民新 463648
  椎名一保 58 自現(2) 395746
  斉藤和子 35 共新 163803
  古閑比佐志 47 改新 66384
  清水哲 45 創新 29926
  牧野正彦 54 幸新 12669

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