<新型コロナ・千葉県内状況>7日間平均100人超え 県「非常に重大な局面」 森田知事「高齢者は外出控えて」

高齢者や基礎疾患のある県民へ注意喚起する森田知事=14日午後、県庁
高齢者や基礎疾患のある県民へ注意喚起する森田知事=14日午後、県庁

 12月定例千葉県議会は14日、常任委員会での審議に入り「健康福祉」と「文教」の2委員会が開かれた。健康福祉常任委員会では、加瀬博夫健康福祉部長が新型コロナウイルスの新規感染者について「13日時点で直近7日間平均が100人を超えた。感染拡大を防止するための非常に重大な局面を迎えている」と危機感をあらわにした。森田健作知事は記者団に対し「重症リスクが高いとされる高齢者は、東京都など感染リスクが高い地域への外出を控えて」と呼び掛けた。

 県内では新型コロナの一日の感染者数が10~13日に150~111人と4日連続で100人超となり、13日時点で初めて直近7日間平均が103・3人と100人を超えた。14日はさらに上昇し、107・1人となった。

 直近7日間平均は、感染者数の増減傾向を把握できる重要な指標で、議員からは「コロナ患者に即応できる病床数は足りるのか」「医療圏ごとの病床稼働率はどうなっているか」などと医療体制の維持を懸念する質問が相次いだ。

 県は「病床稼働率は概数で、東葛北部70%、東葛南部50%、千葉60%」などと説明し、県北西部で医療体制がひっ迫する5割超の状況となっていると説明した。

 危機的状況を受けて、森田知事は報道陣に対し「高齢者や基礎疾患のある県民は、感染リスクの高い場所への不要不急の外出は避けて」などと呼び掛け。「一般医療への影響は何としても避けたい。現在の医療体制を維持するために、全ての県民に基本的な感染防止対策の確実な実施をお願いする」と要請した。


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