銚子電鉄(銚子市)は、新社長に西上逸揮取締役(39)が就任する人事を固めた。竹本勝紀社長(64)は代表取締役会長に就く。30日に開かれる株主総会、取締役会で正式決定する。竹本社長は千葉日報社の取材に「若い力を結集して取り組んでいった方がいい。一歩引いた立場になるが、業績回復に向けて引き続き尽力したい」と話し、代表権のある2人体制で経営力強化を図る。
西上氏は大阪・枚方市出身。関西大商学部を卒業後、名古屋鉄道(名古屋市)に入社。シンガポールの外資系企業を経て独立し、鉄道コンサル事業を立ち上げた。2022年に銚子市地域おこし協力隊となって銚子電鉄の経営支援や運転業務に携わり、24年6月から同社取締役。
竹本氏は同社の顧問税理士兼非常勤取締役を経て12年12月に社長就任。日本一のエンタメ鉄道を掲げ、「経営状況がまずい」ことを自虐ネタにしたスナック菓子「まずい棒」やイベント列車、映画製作などさまざまなアイデアで収益増を図った。運転士資格を取得して自ら営業運転したことも話題になった。
(伊藤義治)








