ちばの選挙

県内小挙区展望 4

 保守地盤で民主が猛追 11区

 厚い保守地盤に支えられこれまでは安定した選挙戦を進めてきた前職法相の自民の森。入閣で公務のため地元に入る機会が減ったことや、今春の県知事選で民主党などが推した候補の支持を表明し、批判を受けたことがどう影響するか。

 かつて森を支援したが、千葉3区の民主候補者を支持したため袂(たもと)を分かった民主新人の金子。自民支持だった地元政治家や経済団体などにも食い込みつつある。さらに郵政関係者の支援を受け、議席獲得へ森を猛追している。

 幸福実現は新人の久我を擁立した。

 国政批判に自民危機感 12区

 前職の自民浜田に新人の民主中後が挑む。

 防衛相の浜田は公務が多く、地元入りが十分にできない選挙戦。後援会をフル動員し、集会などで票固めを進めるが、支持基盤である保守層からも国政への批判が噴出。これまでになく危機感を募らせている。

 中後は駅立ちや自転車での地域訪問など、こまめに動き回り支持獲得へ躍起だ。全戸配布のアンケートで市民の要望を直接吸い上げる試みも実施。県内有数の保守地盤で、現政権への批判票をどれだけ取り込めるかがカギとなる。

 幸福実現は田辺を擁立。

 北総線値下げ問題争点 13区

 成田と都心を結ぶ沿線住民を抱える選挙区。極めて高い北総鉄道の料金値下げ問題や千葉ニュータウンの展望が争点となりそう。

 自民党県連会長の実川は、北総線の値下げ実現を果たせるか正念場だ。知事選では森田健作知事を応援し、アクアラインの値下げでは麻生首相との会談の橋渡し役も務めた。

 民主の若井は3月の知事選で一時出馬が取りざたされたものの、国政へのこだわりから出馬を回避。農村部を丹念に回り政権交代を訴える。

 幸福実現の石井は独自の戦い。


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