さまざまな道具使い授業 県立千葉盲学校(3) 高等部3年 西尾はるな

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 「じゅうじ、じゅうごふんです」

 時計が「しゃべった」のを初めて聞いた私は、とても驚きました。

 盲学校には音声を利用した道具がたくさんあります。例えば音声で伝えるはかりは、理科や家庭科の授業で使います。パソコンにも音声読み上げソフトがインストールされており、文書作成やインターネット利用を助けてくれます。視覚障害者にとって、音声はとても大切な情報源なのです。

 弱視生は、見えやすくするためにさまざまな道具を使います。教室では拡大読書器やルーペを使って教科書を読みます。またゼットライトで手元を照らしたり、カーテンを閉めて遮光しながら文字を読む生徒もいます。

 ノートの取り方も一人一人違います。私は書見台を使います。この他に弱視生は、拡大読書器を使って書いたり、普通に机の上で書く人もいます。全盲生は、点字のタイプライターで打ったり、点字板と点筆を使う人もいます。最近では、携帯することができて、打ち込んだ点字が立体的に表示される機器を使う人もいます。