1899(明治32)年に成田山参道で創業し、「ぴーなっつ最中(もなか)」や「なごみるく」など千葉県を代表する菓子を世に送り出した。成田詣の土産や中元・歳暮など家庭で味わう和菓子販売に軸足を置いていたが、若い世代にも和菓子に親しんでもらうため、昨年には総本店で冷たい飲み物の食べ歩き商品を開発した。
米屋を創業した諸岡家と成田山の本尊不動明王との縁は深い。室町時代末期の永禄年間の頃、成田市域南方の公津ケ原のやぶの中から不動尊像が見つかったのが始まり。近郷の名主たちが誰一人背負うことができなかったが、成田村の名主・三郎左衛門のみは楽々と運べたという逸話が残る。尊像を現在の総本店敷地内にあった屋敷に...
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