千葉県教委は22日、勤務する学校でわいせつな行為をしたなどとして公立小学校の30代男性教諭2人と県立高校の30代男性教諭1人を懲戒免職処分とした。このほかに盗撮などで2人を停職、1人を監督責任で減給の処分とした。
公立小教諭は2月、校内で男子児童の下半身を服の上から触った。3月に保護者から学校側に相談があり発覚。「やっていない」と否定したが、県教委は児童らへの聞き取りで行為があったと認定した。別の事件で逮捕、起訴されている。同校長も監督責任として減給10分の1(6カ月)となった。
県立高教諭は昨年11月~今年5月、校内の教室や相談室で、女子生徒を少なくとも20回、抱きしめたり手を握ったりした。「気持ちのコントロールができなかった」と話しているという。女子生徒が同月、別の教諭に相談し判明した。
別の公立小教諭は5月、県内の宿泊施設で、知人女性に同意なくキスしたり、服を脱がせたりした。同月に女性の家族から報告があった。「女性に好意があった」などと話している。被害届も出されている。
停職6カ月の船橋市立小の男性事務職員(21)は昨年の秋から12月までに、同市の東葉高速鉄道飯山満駅の男子トイレで、盗撮を2回した。同月に性的姿態撮影処罰法違反(撮影)の疑いで逮捕され、その後不起訴となった。
停職1カ月の県北西部の県立高男性教諭(61)は前任校で勤務していた23年4月~昨年10月、当時同僚だった女性教諭に対して、放課後の教科指導を長時間行い、下着の色を聞くなどした。「仕事の話をできることに舞い上がってしまった」と話している。
記者会見で伊沢浩二教育次長は「公務員倫理が厳しく問われる中、6件の懲戒処分は誠に遺憾。県民の信頼を大きく裏切る結果となり深くおわびする」と頭を下げた。
(宮嶋優)








