5キロの砂袋両手に4時間立たせる 千葉市の障害者施設で虐待 新規受け入れ6カ月停止処分

千葉市役所
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 千葉市は17日、入所者を虐待したとして、障害者支援施設「千葉光の村授産園」(若葉区)を運営する社会福祉法人「首都圏光の村」(同)に、施設入所支援などの事業で新規利用者の受け入れを2月1日から6カ月間停止する行政処分を行った。

 市障害福祉サービス課によると、同施設は2020年6月と昨年6月、問題行動をした入所者各1人に対して、重さ5キロの砂袋を両手に持たせて4時間を目安に長時間立たせた。さらに、食事時間をまたぐ場合は食事時間を遅らせ、内容も衛生面で問題がある生ものを除き、パンなどに限定した。

 同施設は同様の虐待行為をしたとして、13年9月に市が改善勧告を行っていた。昨年8月、入所関係者から他市に通報があり、千葉市が障害者総合支援法に基づき監査を実施して詳しく調査し、一連の行為を虐待だったと認定した。

 市の聞き取りに対して、同施設は「入所者が社会に出た時に困らないために必要な指導だった」と言及。市は処分に併せて、法人に対して第三者委員会を立ち上げて改善策を検討するよう指導したという。


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