銚子漁港でサンマ初水揚げ 高値続く秋の味覚 異例の遅さ、港に活気

銚子漁港に初水揚げされたサンマ=22日、銚子市
銚子漁港に初水揚げされたサンマ=22日、銚子市
入札前のサンマ
入札前のサンマ
銚子漁港に水揚げされるサンマ。入札後、トラックの荷台や容器に次々に移された
銚子漁港に水揚げされるサンマ。入札後、トラックの荷台や容器に次々に移された

 銚子市の銚子漁港に22日、今年初めてサンマが水揚げされた。少なくとも過去20年で最も遅かった2019年(11月1日)よりも、さらに3週間ほど遅かった。昨年から高値が続く“秋の味覚”だが、北の海からの便りに港は活気づいた。

 入港したのは銚子市漁協所属の「第37伝丸」(167トン)で、水揚げは約17トンだった。午前7時すぎに入札が始まり、1キロ当たり681~637円で取引されると、漁船からトラックの荷台などに初サンマが次々と積み込まれた。

 同船の漁労長、辻野伝治郎さん(73)によると、北海道の東方の公海で漁獲。漁場は遠いが、乗組員らの休息を取るタイミングで地元に入港した。全体的に量は少なく小ぶりだが、辻野さんは「脂のりがよくなってきて、秋のサンマらしくなってきた。身もいくらか大きくなってきた」と話した。

 市水産課の担当者は「漁場の南下がみられず、もしかしたら今年は(水揚げ)ゼロかもしれないと懸念もあったのでホッとしています」と話していた。


  • LINEで送る