銚子漁港、水揚げ量10年連続日本一を達成

水揚げ量10年連続日本一を達成した銚子漁港では、新年に向け大漁旗を取り付けた漁船が並んでいる=12月30日、銚子市
水揚げ量10年連続日本一を達成した銚子漁港では、新年に向け大漁旗を取り付けた漁船が並んでいる=12月30日、銚子市
好調だったイワシの水揚げ風景=2020年6月、銚子漁港
好調だったイワシの水揚げ風景=2020年6月、銚子漁港

 銚子漁港(銚子市)の2020年の年間水揚げ量が速報値で27万1840トンに達し、前年の28万366トンを下回ったものの、10年連続の日本一達成となった。連続達成は、釧路漁港(北海道)の13年連続に続く長さになる。

 青森県八戸市水産事務所が12月30日現在の速報値で全国主要22市場(25団体)の水揚げ高をまとめた。2位は釧路で19万1044トン、3位は焼津(静岡県)で15万3521トンだった。銚子の年間水揚げ額は273億2676万円となり、前年と同じ4位。1位は382億5473万円の焼津だった。

 銚子市によると、11月末時点で銚子の水揚げ量は2位以下に5万トン以上の差をつけてトップだった。12月に入ると旬のサバが本格化し、さらに量を伸ばした。魚の別は、イワシが約15万8千トンで全体の6割。2番目に多いサバと合わせ、9割ほどを占めた。全国で歴史的不漁が続くサンマは、前年の不漁をさらに下回る476トンにとどまった。

 市によると、水揚げ量日本一の連続達成は、1979~91年に記録した釧路の13年連続が最長。10年連続は、前年までの銚子と釧路(69~77年)の9年連続を超え単独2位になる。

 12月28日には卸売市場で納会式があり、漁業関係者が1年を締めくくった。同市漁協の坂本雅信組合長は「10年連続達成は皆さまのおかげ。コロナで来年も不安の中での出漁になるが、みんなで一緒に頑張って11年連続を目指したい」などと張り切った。


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