タンクローリーが下水道の工事現場に突っ込む 2人死亡、5人けが 千葉市の国道357号

国道357号でタンクローリー(奥)が工事関係車4台に突っ込み7人が死傷=11日午前5時25分ごろ、千葉市美浜区
国道357号でタンクローリー(奥)が工事関係車4台に突っ込み7人が死傷=11日午前5時25分ごろ、千葉市美浜区

 11日午前2時10分ごろ、千葉市美浜区幸町2の国道357号で、13トンタンクローリーが下水道の工事現場に突っ込んだ。タンクローリーは工事関係車両に追突し、現場にいた横浜市保土ケ谷区桜ケ丘2の作業員、伊藤明さん(41)と千葉市稲毛区園生町の警備員、千葉孝広さん(50)が死亡した。ほかに業務中の20~60代の男女5人が肋骨(ろっこつ)を折る重傷などを負い、病院に搬送された。

 千葉西署は自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで、タンクローリーを運転していた市原市五井東1、運転手、近藤直樹容疑者(43)を現行犯逮捕。容疑を同致死傷に切り替えて事故原因を捜査する。

 同署によると、近藤容疑者は容疑を認め「カーオーディオを操作していて前方の確認が不十分だった」と供述している。現場にブレーキ痕が見つかっておらず、作業員らに気付く前に衝突した可能性もあるとみて調べている。

 タンクローリーは千葉さんを含む警備員2人をはねた後、停車中だった2トントラックに追突。汚水搬送車とワゴン車なども巻き込み、計5台が絡む玉突き事故となった。

 現場は片側3車線の直線。千葉市下水道整備課などによると、中央の1車線を通行止めにして下水道管の耐震補強工事を行っており、作業員7人と警備員4人の計11人が働いていた。

 近藤容疑者が勤務する市原市の輸送会社によると、近藤容疑者は11日午前1時10分ごろに福島県白河市に向けて会社を出発し、同日午後1時すぎに戻る予定だった。勤務前の体調や飲酒チェックに問題はなかった。同ルートでの輸送を1年以上経験しており、事故もなかったという。


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