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利根川河口銚子湊とその周辺 遠洋の銚子近海の外川 【黒潮ものがたり 紀伊・房総】(29)

2024/12/21 5:00 (4/15 14:09更新)
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 久しぶりに銚子を訪ね、まず銚子漁港の第一卸売市場の岸壁に立ちました。利根川にかかる銚子大橋(全長1・5キロ)では川幅が1キロを超え、あらためて河口の大きさを感じ、利根川の改修を断行した徳川家康の東遷事業を思い浮かべました。

 天正18(1590)年、江戸入りした家康はまず街づくりに乗り出しました。発展する江戸の人口を賄うために、利根川の水運の整備が必要と考え、関東郡代に関東周辺の河川改修に当たらせました。江戸湾(現在の東京湾)に注ぐ利根川を銚子・太平洋方面の香取海に流れを変えるためであるからダイナミックな発想です。

 当時江戸湾には利根川、荒川、渡良瀬川が注ぎ、鬼...

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黒潮ものがたり 紀伊・房総