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揺れる紫の花すだれ 幽玄なライトアップも 銚子・妙福寺の藤棚

2026/4/22 5:00 (4/26 10:58更新)
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 銚子市の妙福寺(広野観匡住職)で、優美な藤の花が境内を薄紫色に染めている。すだれのように垂れ下がった花房が風に揺れ、かぐわしい香りが参拝客を包み込む。

 境内に四つの藤棚があり、最も大きい棚に広がる「野田藤」は京都御所から移植したと伝わる古木。樹齢約800年ともいわれ、うねるような根元が竜の寝姿を思わせることから「臥龍(がりゅう)の藤」と呼ばれる。午後6~8時にはライトアップが行われ、昼間とは趣を異にする幽玄な姿が闇に浮かび上がる。

 寺によると、例年5月が見頃だったが、ここ数年は開花が早まり、美しい姿を見られるのは4月いっぱいの見込み。銚子駅から徒歩5分ほどの立地にあり、寺関係者は「身近で見られる藤の花を楽しんで」と話す。

(伊藤義治)