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漁民が製造秘法伝える 房総に生きる紀州・印南町のかつお節 【黒潮ものがたり 紀伊・房総】 (25)

 いすみ市出身の私にとって刺身はカツオであり、お雑煮のだし汁のベースはかつお節です。子供のころからお正月の三が日にかつお節を削るのは私の仕事でしたので、親しみのある食品であり、当然地元産と思っていました。

 かつお節が紀州産であることを知ったのは、今から10年ほど前、和歌山・日高町中央公民館で、印南町文化協会会長・坂下緋美さんによる講演会「鰹節の発祥地・伊南漁民3人衆の偉業と足跡」に出席した時でした。

 三人衆の1人目は江戸前期にかつお節...

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黒潮ものがたり 紀伊・房総