野田市長「責任痛感」 人権イベントで謝罪 野田小4女児死亡

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東葛地区人権サミット冒頭で黙とうする市長ら=我孫子市
東葛地区人権サミット冒頭で黙とうする市長ら=我孫子市

 東葛6市の首長が集い、子どもの人権や虐待問題を考えるイベント「千葉県東葛地区人権サミット」が、我孫子市の県福祉ふれあいプラザで開催された。野田市で小学校4年生の女児が死亡した事件を受け、同市の鈴木有市長は「幼い命を救うことができなかった。責任の重大性を痛感している」と謝罪した。

 毎年開かれる同イベントは、講演やパネルディスカッションで人権擁護の啓発を目指す県の補助金事業。今回は子どもの人権をテーマに掲げ、規模を拡大し初めて6市長が集結した。

 開会式では、死亡した栗原心愛(みあ)さんの冥福を祈り、市長ら来場者が1分間の黙とう。鈴木市長は「あってはならない事件。心愛さん、大変申し訳ありませんでした」と繰り返し頭を下げた。

 各市の取り組みや課題を議論する意見交換会で、鈴木市長は「28日に(事件の)再発防止委員会の初会合を開く」と説明。井崎義治・流山市長は、逮捕された心愛さんの父親が行政に対し威圧的だったとされる点に触れ「必ず複数で相手より多い人数で対応することを再確認した。野田市の取り組みを共有し再発防止につなげたい」と話した。