デルタ株95%以上に ほぼ置き換わった可能性 国際医療福祉大成田病院調査

 国際医療福祉大学成田病院(成田市)で8月9日~15日の1週間に判明した新型コロナウイルス感染者のうち95%以上がデルタ株に感染していたことが、同大学の調査で分かった。同大三田病院(東京都港区)でも同時期に96・4%となり、地域を問わず従来型からデルタ株にほぼ置き換わっている可能性があるという。

 同大は両病院で6月28日から感染者のスクリーニング検査を実施し、1週間単位でデルタ株に感染した人の割合を調査した。成田病院の8月9日~15日の感染者43人のうち95・3%に当たる41人がデルタ株に感染していた。

 調査では、8月に入ってから急速にデルタ株へ置き換わりが進んだことも判明。6月28日~7月4日は感染者30人中7人(23・3%)がデルタ株だったが、8月2~8日には35人中30人(85・7%)まで増加した。さらに、16~18日の3日間では35人中34人と97・1%まで上昇しているという。

 同病院は、デルタ株は従来型より感染力が強く、重症化しやすいという指摘もあるとして、「感染拡大や医療の圧迫が懸念され、基本の感染対策を徹底するとともに人流のさらなる抑制が重要」としている。


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