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3本目滑走路建設を許可 29年完成、発着枠拡大へ 【成田空港機能強化】

 赤羽一嘉国土交通相は31日、成田空港のB滑走路を延ばし、3本目の滑走路を建設する計画を許可した。滑走路整備の完了は2029年3月末で、年間発着枠を現状の30万回から50万回に拡大させ、羽田と合わせて100万回とする方針。

 地元9市町や県との合意を踏まえ、成田国際空港会社(NAA)が昨年11月7日に申請した機能強化計画では、A、B2本ある滑走路のうち、B滑走路を現在の2500メートルから3500メートルまで延ばし、新たに3本目の滑走路(3500メートル)も建設する。事業費は約5千億円。NAAは許可を受け、事業着手の準備を加速させる。

 国交省で許可証を受け取ったNAAの田村明比古社長は記者団に「地域の発展にとっても、必要不可欠な事業だ。一日も早く実現していきたい」と述べ、今後工事に向け同社が所有する拡張予定地への埋蔵文化財や地質調査を先行して実施する考えを示した。

 森田健作知事は「機能強化と併せ、住民の生活環境の保全、地域振興に引き続きしっかり取り組む」とのコメントを出した。

 成田空港圏自治体連絡協議会会長の小泉一成・成田市長は「日本全体の成長・発展、空港周辺市町のさらなる発展のためにも早期完成を望む。空港建設は住民理解が重要で、騒音・環境対策、地域振興策も確実に実施されなければならない」との談話を発表した。


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