消防団、自衛隊が協力 30世帯で集中的に作業 市原・竜巻がれき撤去

被災した住宅から壊れた家財道具などを運び出す消防団員=22日午後2時ごろ、市原市下野
被災した住宅から壊れた家財道具などを運び出す消防団員=22日午後2時ごろ、市原市下野

 竜巻により、多数の住宅が損壊した市原市の永吉や下野地区で22日、同市消防団員と航空自衛隊員計220人余りが車両40台ほどを使い、人海戦術で災害ごみの撤去を行った。

 12日の竜巻以降、被災地では住民らが、それぞれの自宅の後片付けを続けてきた。22日は、市内全域から集まった消防団員が6人1班で、全壊など被災の激しい30世帯を訪れ集中的に作業。使えなくなった家財道具やがれきをトラックなどに乗せ、仮置き場の下野ミニ運動広場に運び込んだ。自衛隊はダンプカーや大型機械を使って作業した。

 被害に遭った、下野地区の塗装業で消防団員の宍倉和紀さん(42)は「消防団が動いてくれてうれしい」。自宅が被害を受けた下野町会の鎗田義夫町会長(66)も「大変ありがたい。町会長として感謝している」と述べ、作業進展にほっとした様子。同町会38戸のうち23戸が被災しているという。

 市によると、仮置き場では建築廃材や畳、樹木、瓦、コンクリートブロック、家財道具などを分別して集積している。これらは市が処分する。


  • LINEで送る