安全確保へ集団下校 学校、幼稚園が緊急対応 船橋女性刺傷

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集団下校する現場近くの小学校の児童=30日午後4時ごろ、船橋市
集団下校する現場近くの小学校の児童=30日午後4時ごろ、船橋市

 女性が刺された船橋市旭町1の現場は、車やバイクなどの通行量や人通りの多い道路で、付近には県立高校や小学校、こども園や幼稚園などが集まる地区。事件から一夜明けた30日、近くの同市立法典小学校では、部活動の練習中止や当面の集団下校を決めるなど、児童の安全確保のため緊急対応に追われた。

 同校は児童の登校に合わせて教員が通学路をパトロールし、市教委と連絡を取り合いながら情報収集に努めた。学年主任や部活動指導者らを通し、児童に事件があったことを通知。保護者には、電子メールや手紙で「複数での登校を」「当面は集団下校」「部活動は当面中止」などと伝えた。

 同校の男性教頭は「一番願っているのは、一日も早く犯人が捕まること。不審者対策には万全を期す」と警戒を強めた。

 市教委は、市内の全市立小中学校に事件についてメールで周知。児童生徒に不要不急の外出や夜間の一人歩きを避けるよう求めた。

 現場からわずか120メートルほどの県立船橋啓明高校では、校内で教職員による不審者警戒の巡回頻度を増やすなど対応。

 約150人の0~5歳児が通う船橋旭こども園も現場近くにあり、園外での散歩を中止に。高橋里実園長は「子どもの安全のためにやむを得ない。早く事件解決を」と強く願った。