エビアミーゴのにぎやかな世界 御宿町のシンボルキャラ 制作者が作品展

御宿町の歴史をサーフボードに描いた作品を前に「町への思いが詰まっている」と話すにしもとさん=月の沙漠記念館
御宿町の歴史をサーフボードに描いた作品を前に「町への思いが詰まっている」と話すにしもとさん=月の沙漠記念館

 御宿町のシンボルキャラクター「エビアミーゴ」を制作したイラストレーター、にしもとおさむさん(54)の作品展が、同町の月の沙漠記念館で開かれている。エビアミーゴの愛らしいイラストや海をイメージした藍染め、立体作品など約300点が飾られ、にぎやかな世界が広がっている。20日まで。

 にしもとさんは都内や神奈川県内で活躍していたが、2009年にきれいな海が気に入り町内に移住。同年に町のシンボルキャラクター募集に申し込み、431点の中から選ばれた。

 エビアミーゴは、町と交流があるメキシコの民族帽子をかぶった特産の伊勢エビの少年という設定。丸みを帯びた姿が人気で、さまざまなイベントに登場している。

 にしもとさんは12年に故郷の広島県廿日市市に戻ったが「御宿に“息子”がいる感じがする」と、作品展開催を決め、多彩な作品を持ち込んだ。特に、本展のために制作した「御宿ヒストリーサーフボード」は長さ約280センチあり、1609年のメキシコへ向かう途中に座礁したスペイン船の救助や童謡「月の沙漠」の像、サーフィンでにぎわう砂浜などを描いた。「遭難した船を救助した史実が好き。乗組員を帰国させた殿様たちは懐深く、エビアミーゴ誕生につながった」と作品に込めた思いを語る。

 藍染めは御宿の海をイメージした鮮やかな色彩で、波や太陽、魚など豊かな自然を表現。大好きな野球のコーナーには立体作品などを並べた。

 入館料400円(高校大学生、65歳以上300円、小中学生200円)。問い合わせは同館(電話)0470(68)6389。


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