あす4日に第108回全国高校野球選手権千葉大会の開会式を行い、球児たちの夏本番の戦いが幕を開ける。4月に県高野連の新会長に就任した田口富一氏(58)=千葉北高校長。25年間にわたる監督時代は、夏の千葉大会で4強入りを2度経験。「主役はあくまで生徒たち」と言い切る田口氏は、球児たちの可能性を信じ「勝敗だけに目を向けるのではなく、毎日の練習そのものに価値を見いだした」という。時代とともに変革が進む高校野球の在り方について話を聞いた。
(馬場秀幸)
-会長就任の思いと抱負は。
「職責の重さに身が引き締まる思い。諸先輩方が築き上げてきた歴史と伝統を継承しながら、決意を新たに、時代の変化に即した新たな足跡を刻んでいかなければいけない」
-自身が考える高校野球とは。
「単なる技術の向上や勝敗を競う場ではなく、『人間形成』の場である。仲間と共に高い目標に向かって汗を流し、挫折や喜びを分かち合う中で、社会に出てから生きる上での『耐える力』『感謝の心』『協調性』が育まれる。一生の財産となる人間関係や人間性を育む教育そのものである」
-本格化した指名打者(DH)制度について。
「導...
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