【ふつうの家族】(278) 辻堂ゆめ・作 伊藤健介・画

「お前なぁ……」

 そう言いながらも、父は簡潔な物言いで、やるべきことを指示した。倒したい方向に向かって、幹の直径の三分の一までを目安にくの字に切り込みを入れ、破片を取り出 ・・・

【残り 767文字、写真 1 枚】



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