人類の月面への進出を見据え、千葉大が今年1月、宇宙空間での野菜や果物の生産を目指す「宇宙園芸研究センター」を開設した。地球の6分の1の重力など、月ならではの条件に適した新品種の開発や、効率的な栽培技術の確立に挑む。センター長の高橋秀幸特任教授(植物生理学)は「得られた成果は宇宙での長期滞在だけでなく、地上の農業にも役立つ」と意気込む。
◆現地生産
月の地下には水資源が眠っているとされる。その水から水素を取り出して燃料に利用すれば宇宙開発を有利に進められるため、各国が獲得を狙っている。日本も米国主導の月探査「アルテミス計画」に参加。月面基地を足掛かりに火星など...
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