【サンパウロ共同】ペルーの選挙管理当局は3日、大統領選決選投票で故アルベルト・フジモリ元大統領の長女、右派ケイコ・フジモリ氏(51)が当選したと正式発表した。28日に就任し、父に次ぎ親子2代での日系人の大統領となる。任期は5年。日系3世のケイコ氏は4度目の大統領選挑戦で、大接戦の末に悲願の勝利をつかんだ。
4月には共同通信の取材に「日本との関係を一層強化するために全力で取り組む」と語り、早期の訪日実現に意欲を表明、学校建設などを支援した日本の政府や市民に「感謝したい」とも述べていた。トランプ米政権や中南米の右派政権とも連携を深める構えだ。
ケイコ氏は4月の第1回投票で首位に立ち、6月7日の決選投票は左派ロベルト・サンチェス元貿易・観光相(57)と僅差の勝負になった。開票作業は長期化したが、最終的にサンチェス氏を得票率0・27ポイント差で振り切り、当選を決めた。