東京五輪・パラ事前合宿 千葉県と15市で14カ国受け入れ 木更津、鴨川きょう7日から コロナ禍、4市町中止

 23日に開幕する東京五輪を間近に控え、千葉県は6日、五輪・パラリンピックの海外チームの事前合宿として、県と15市が計14カ国を受け入れると明らかにした。最も早く合宿入りするのは木更津市のナイジェリアと鴨川市のオランダの2カ国できょう7日から。一方、新型コロナウイルスの影響などで事前合宿を取りやめる国も相次ぎ、山武市のスリランカと、旭市のドイツ、ザンビアが中止を発表し、横芝光町のベリーズ、長柄町のロシアと合わせ、当初受け入れを予定していた4市町で合宿が取りやめになった。

 県内で東京五輪聖火リレーの代替イベントが1~3日に開催され、五輪開幕が迫るのに合わせ、県事前キャンプ・大会競技支援課が県内で開催される各国の事前合宿の状況を公表。事前合宿の受け入れ人数は、調整中や非公表を除き14カ国で約660人(五輪564人、パラ約100人)の見込み。

 県が前回初めて実施予定状況を公表した5月1日時点から情報が更新され、新たに千葉県が米国の水泳(女子水球)チームの受け入れを決定した。

 ほかに、佐倉市がドイツ、市原市がオーストラリアとイスラエル、我孫子市がスロベニア、鴨川市がオランダの受け入れを次々と決めるなどした。

 6日には成田市がカナダなど4カ国の受け入れを発表。県と15市で実施予定の事前合宿は14カ国に増えた。

 五輪の事前合宿期間で最も早いのは7日からで、今月下旬ごろまで県内の運動施設や体育館などを使い、世界各国のトップアスリートが競技日程に合わせて調整・仕上げを行う。

 木更津市で7日から受け入れるナイジェリアはバドミントン、カヌーなど6競技で、14日からは陸上、レスリングの2競技が加わる。鴨川市で7日から事前合宿を開始するのはオランダの女子サッカー。期間は17日までの予定。

 流山市は五輪・パラリンピックともオランダチームを受け入れるため、五輪では7月11~22日、パラでは8月16~20日が事前合宿期間となる。

 パラリンピックのみ事前合宿が行われるのは柏市だけで、英国の車いすテニスが8月19~23日に最終調整を行う予定。

 合宿受け入れには国のガイドラインで、選手団は原則公共交通機関を利用せず移動し、毎日の健康観察を行うとされている。


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