日韓関係改善歌に込め 高校生が共演 習志野

終演後に手を取り合い観客にあいさつした日韓の高校生6人=27日午後、習志野市民会館
終演後に手を取り合い観客にあいさつした日韓の高校生6人=27日午後、習志野市民会館

 声楽を学ぶ日本と韓国の高校生計6人がオペラや歌曲を歌い共演するコンサート「響けよ 歌声」が27日、習志野市民会館で開かれた。日韓関係が悪化の一途をたどる中、舞台上で手を取り合い高校生たちは両国の唱歌などを披露。関係改善への願いを歌に込めた。

 コンサートでは千葉県立千葉女子高校のオーケストラ部85人が演奏し、日本と韓国の歌曲を中心に進行した。フィナーレは、韓国の「あの雲の流れ行くところ」と日本の「浜辺の歌」を参加者全員で大合唱した。

 日韓の6人は公演を終えると抱き合ったり握手をしたりしてたたえ合い、手をつないで観客にお辞儀。約400人の観客から大きな拍手が送られた。

 ステージを終えた県立幕張総合高校3年の宮田爽佑さん(17)は「韓国の高校生と仲良くなれるか心配だったが、練習してみたら同じ夢を目指す仲間と分かった」と感慨深げ。

 韓国の芸術高校2年のキム・ヘウォンさん(17)は「こんなに大きな拍手を初めて受けた。日本に行くことを止める人もいたが、心配するようなこともなかった。今後は関係が良くなってほしい」と望んだ。


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