佐倉の魅力発信に貢献 親善大使、市民に愛され ルパンご当地ナンバーも モンキー・パンチさん死去

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佐倉親善大使の任命書を手にするモンキー・パンチさん=2018年4月、佐倉市役所
佐倉親善大使の任命書を手にするモンキー・パンチさん=2018年4月、佐倉市役所
佐倉市が交付した「ルパン三世」のナンバープレート
佐倉市が交付した「ルパン三世」のナンバープレート

 佐倉親善大使として自宅を構える佐倉市の街づくりに協力し、市民らからも愛された漫画家のモンキー・パンチさん(81)が亡くなった。国内外の多くの読者を引き付けた「ルパン三世」などの作品を精力的に世に送り出す一方、佐倉の風景を描いて市広報カレンダーの作製にも協力。市職員から街づくり貢献者の死を悼む声が上がる。17日にモンキー・パンチさんゆかりの同市七井戸公園を訪れた家族連れも悲しんだ。

 モンキー・パンチさんは1996年から佐倉市に住み、作品制作の傍ら市の魅力発信役としても活躍した。

 市地域創生課によると、2002~05年に市が発行した「広報カレンダー」の原画を担当。特に02年の「ルパン三世」のカレンダーが人気で、当初予定の2千部から増刷し、1万部を制作した。

 14年には、市制施行60周年記念で市が3千枚限定で交付した原付バイク用のご当地ナンバープレートに協力。「ルパン三世」のイラストをあしらったデザインで、市民しか交付されないとあって好評だったという。市役所1階のエントランスギャラリーには、モンキー・パンチさんが描いたルパン三世のイラストなどが飾られ、訪れた市民の目を楽しませている。

 市は18年4月、市の魅力を発信する「佐倉親善大使」に、歌手の荻野目洋子さんら佐倉ゆかりの著名人3人とともにモンキー・パンチさんを任命。市役所で行われた任命式でモンキー・パンチさんは「(佐倉の)自然の多いところがいい。近くの田園を歩きながら物語を考えると、発想が浮かびやすい」などと話していた。