住宅全焼3遺体 四街道、不明の子どもか

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火災で3遺体が見つかった住宅=31日午後6時45分ごろ、四街道市小名木
火災で3遺体が見つかった住宅=31日午後6時45分ごろ、四街道市小名木

 31日午後3時20分ごろ、四街道市小名木443の12にある住宅1階の窓から煙が出ていると、近くの男性から119番通報があった。火は約1時間半後にほぼ消し止められたが、木造2階建てが全焼。焼け跡から住人の女児(6)と4歳、2歳の男児とみられる3人の遺体が見つかった。四街道署は遺体の身元確認とともに出火原因を調べている。

 同署によると、住宅にはアフガニスタン国籍の両親と子ども6人の計8人が居住。出火時は父親を除く7人が家におり、子ども3人の行方が分かっていない。母親と13歳、11歳の少女が病院へ救急搬送されたが、命に別条はないという。男児(9)は無事だった。

 現場はJR四街道駅から南東へ約1・5キロの住宅街。

◆2階窓から黒煙、破裂音

 一年の最後の大みそかに3人の命が奪われた。火災で子どもとみられる3人の遺体が見つかった四街道市の住宅は、白い外壁が黒く焼け、屋根が崩れ、焦げた臭いが新興住宅街に漂った。

 近くに住む女性(90)は、火事になった住宅の2階の窓から黒い煙が出て、何かが破裂するような音を聞いた。一家の母親が子どもを幼稚園バスに乗せて見送る姿をよく見かけたという。幼い子どもが犠牲になり「家の中に誰もいないと思っていた。かわいそう」と声を落とし、男性会社員(48)も「一家だんらんを楽しむ時期なのに…」と声を震わせた。