女性遺体、周辺捜索続く きょう1日司法解剖へ 大網白里

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現場周辺には県警の規制線が張られ、人影もまばらだった=30日午後、大網白里市
現場周辺には県警の規制線が張られ、人影もまばらだった=30日午後、大網白里市

 大網白里市四天木の堀川河口で29日、中高年女性とみられる胴体部分だけの遺体が見つかった死体損壊・遺棄事件で、千葉県警の特別捜査班は一夜明けた30日も引き続き現場周辺の捜索や行方不明者との照合などを行った。きょう1日に遺体を司法解剖して死因などを調べるとともに、女性の身元確認を急ぐ。

 県警は30日も遺体発見現場周辺で遺留品と遺体の他の部位がないか捜索を行ったが、発見には至らなかった。防犯カメラの解析、行方不明者との照合も続けた。捜査関係者によると、遺体の女性の体型は痩せ形ではないという。

 現場一帯には規制線が張られものものしい雰囲気。台風接近もあって、いつもは見られる釣り客やサーファーの姿はなかった。近くで犬の散歩をしていた40代の男性は「この辺は決まりの散歩コースなのに気味が悪い」と苦い表情で言葉少な。デートで訪れた20代のカップルは「そんな事件があったなんて。怖い」と声を震わせた。

 事件は29日午前7時35分ごろ、同川河口で、釣りに来ていた男性から「人間の胴体が浮かんでいる」と110番通報があり、頭部と手足がない遺体が1体見つかった。遺体は中高年とみられる女性で、刃物のようなもので切断された疑いが強いと判明し、県警は死体損壊・遺棄事件とみて、東金署に50人態勢の特別捜査班を設置した。