優先交渉権者に「丸高グループ」 館山市食の拠点整備事業で

食のまちづくり拠点施設の完成イメージ(館山市提供)
食のまちづくり拠点施設の完成イメージ(館山市提供)
内観パース(館山市提供)
内観パース(館山市提供)

 館山市は10日、2023年度中の開業を目指して民間事業者を募集していた「食のまちづくり拠点施設整備事業」で、優先交渉権者に丸高石油(同市)が代表事業者を務める「丸高グループ」を選んだと発表した。今後、同グループと協定や事業契約を締結し、来年度から建設に取りかかる見通し。

 同事業は、地産野菜などを提供する「館山まるしぇ」が開かれている同市稲の市有地を中心とした敷地約2・2ヘクタールに、地元農水産物の直売や加工、飲食や体験など道の駅の機能を有する複合施設を整備。民間事業者が公共の資金で設計から建設、維持管理までを担う「DBO方式」を採用して行われる。

 市は2月から公募型プロポーザル方式で事業者を募集。3者から提案があり、事業者選定委員会による審査を経て、総合評価点が最も高かった同グループを最優秀提案者に選んだ。市によると、市産品のブランド化に向けた具体的な取り組みや、田園風景や自然環境と調和したインパクトのある施設デザイン、事業コンセプトの独自性などが高く評価されたという。

 拠点施設整備における事業費は6億3800万円。ZOZO創業者の前澤友作氏(45)=鎌ケ谷市出身=が館山市へ寄付した20億円で創設した「前澤友作館山応援基金」を活用する。


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