前澤友作氏に紺綬褒章 台風被害で多額の寄付、南房総市が伝達 「今後も地域のために」

石井市長(右)から紺綬褒章を手渡された前澤氏(南房総市提供)
石井市長(右)から紺綬褒章を手渡された前澤氏(南房総市提供)

 南房総市は10日、衣料品通販サイトZOZOの創業者で実業家の前澤友作氏(44)=鎌ケ谷市出身=が紺綬褒章を受章したと発表した。昨秋の房総半島台風(台風15号)で被害を受けた際に多額の寄付を受けたことから、市が森田健作知事を通じて国に前澤氏への褒章授与を内申していた。

 紺綬褒章は、公益のため国や地方公共団体、認定公益団体に多額の私財を寄付した個人や団体に授与される。市によると、昨年9月に災害義援金として前澤氏から1千万円の寄付を受けたため、国へ授与を内申。8月1日に前澤氏へ褒章と章記が発令された。

 石井裕市長が今月8日に前澤氏へ直接受章を伝達し、褒章などを手渡した。前澤氏は受章に「このような栄誉ある褒章をいただいて光栄。今後も地域のためにできることがあれば協力していきたい」とコメントしている。

 前澤氏は昨年の被災直後から安房地域を訪れ、ボランティア活動を行った。同市のほか、同じく甚大な被害を受けた館山市や鋸南町、鴨川市にも多額の寄付をしている。


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