上海国際映画祭へ出品 船橋舞台の「きらきら眼鏡」16日開幕

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明海役の金井さん(左)、あかね役の池脇さん=(c)森沢明夫/双葉社(c)2018「きらきら眼鏡」製作委員会

 9月に公開される船橋市を舞台にした映画「きらきら眼鏡」が「第21回上海国際映画祭」に出品されることが決まった。16日開幕の同映画祭へ出席する犬童一利監督は「企画当初から『100年先の海外にも残る作品を』と、船橋中でアピールしてきたので、出品できることにほっとしている」と話している。

 25日まで中国・上海で開催される同映画祭は、アジア圏最大規模の映画祭で、各国から500本以上が出品される。犬童監督は「船橋の街並みや市民の皆さんの思いが詰まったこの作品が、中国で上映されるのは感慨深い」と話す。

 きらきら眼鏡は、同市出身、在住の人気作家・森沢明夫さんが、初めて地元を舞台に書き下ろした小説「きらきら眼鏡」(双葉文庫)が原作。恋人の死を乗り越えられずにいる「明海」と、余命わずかな恋人がいる「あかね」が、1冊の古本をきっかけに知り合う-というラブストーリー。

 「明海」は期待の大型新人、金井浩人さん、「あかね」はNHK朝ドラなどでもおなじみの池脇千鶴さん。安藤政信さん、古畑星夏さん、八千代市出身の杉野遥亮さんら若手の実力派が脇を固める。開幕式には監督のほか、金井さんや池脇さんらも出席の予定。

 映画は市民有志らが製作委員会を立ち上げ、2006年から製作が進められてきた。昨年9月から10月にかけて船橋市内で撮影が行われ、オーディションで選ばれた市民も多数出演している。

 同実行委員会が「地元船橋の映画館でも上映を」と呼び掛け9千人を超す署名を集めたことで、9月7日から「TOHOシネマズららぽーと船橋」での上映が決定。同15日からは「有楽町スバル座」で上映され、その後順次全国公開される予定。