賃貸住宅建設大手「大東建託」(東京都港区)が発表した「街の住みここちランキング2026〈千葉県版〉」によると、首位は駅別が4年連続で海浜幕張駅、自治体別では6年連続で浦安市だった。いずれも都心へのアクセスや行政の充実度の面で高い評価を受けた。
調査は県内在住の20歳以上の男女を対象にネットで実施し、今回が8回目。居住する街への満足度を5段階で聞いた。また「生活利便性」「静かさ治安」など8つの観点への評価も尋ね、22~26年の5年間で累積した約4万人の回答を集計した。
駅別の上位5駅は新浦安駅や柏の葉キャンパス駅など、JR京葉線とつくばエクスプレス沿線の駅が独占。いずれも都心への交通利便性や公共施設の充実度などが評価された。JR外房線鎌取駅は男性や高齢層からの人気を受け、昨年13位から6位に浮上した。
自治体別では浦安市1位、印西市が2位でともに6年連続。浦安市は街へのなじみやすさや商業施設の充実度を示す「賑(にぎ)わい」など4部門で県内トップだった。
麗澤大教授で大東建託賃貸未来研究所フェローの宗健氏は、千葉県の特徴として「トップ20に入った駅は全てニュータウン近辺の駅。自治体もニュータウンがあるところが多く上位に入った」と指摘。「街並みや都心への行きやすさだけでなく、新しい住民による適度な人間関係が構築できていることが、住みやすさへの評価につながっている」と分析した。
あわせて首都圏版「住みここちランキング」も発表され、駅別では馬車道駅(横浜市、みなとみらい線)が1位で、海浜幕張駅は前年13位から順位を落とし29位。自治体別では東京都中央区が1位で、浦安市は6位、印西市は15位だった。地盤の強さを評価されたことで、「防災」部門の駅別では2年連続で印西牧の原駅(北総線)が、自治体別では印西市が4年連続でそれぞれ1位に選ばれた。
(松本迪大)









