ニセ社長詐欺、実態は? 通話避け振り込み誘導 メールからラインへ、巧妙に指示 「会議中で電話不可」「速やかに集計提出を」 千葉県内2件被害 警戒・対策呼びかけ 【千葉インサイト】

 社長に成り済ましたメールを社員に送り、LINE(ライン)に誘導して多額のお金をだまし取る「ニセ社長詐欺」の被害が千葉県内でも発生している。県警捜査2課によると、今年1月末までに2件の被害が確認された。このうちの一つの会社に被害実態を聞くことができた。社長や決済管理者が不在の時間帯に、経理担当のもとへ「至急」のメールが届き、指示された送金額も現実的だったという。相手の「社長」は通話を避ける巧妙な手口で振り込みに誘導した。県警は被害増加を懸念し、警戒と対策を呼びかけている。

(宮嶋優)

◆個人アドレスに届く

 1月8日午前、船橋市の会社のAさん(経理担当)の会社用個人メールアドレスに、同社の社長の名前でメールが届いた。「今、空いていますか」「至急の ・・・

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