被爆犠牲者の思い伝えたい 市川の高校生、朗読劇で核廃絶訴え 広島・長崎の惨禍もう二度と 【戦後80年ちば】

原爆の惨禍を繰り返さない思いを込めて朗読する部長の新井さん(中央)ら=6日、千葉市中央区の県庁
原爆の惨禍を繰り返さない思いを込めて朗読する部長の新井さん(中央)ら=6日、千葉市中央区の県庁
平日にもかかわらず、会場には多くの人が集まり、高校生らの朗読に耳を傾けた
平日にもかかわらず、会場には多くの人が集まり、高校生らの朗読に耳を傾けた
朗読劇の会場には被団協事務局次長の児玉三智子さん(右)も訪れ、部員に感想を伝えた=6日、千葉市中央区の県庁
朗読劇の会場には被団協事務局次長の児玉三智子さん(右)も訪れ、部員に感想を伝えた=6日、千葉市中央区の県庁

 被爆者や亡くなった人たちの思いを伝えたい。1945年8月6日・9日の日本への原爆投下から80年。6日、市川市の不二女子高校の演劇部が、広島に原爆が投下された当時の証言やその後の被爆者への差別、核兵器の現状などを語りで伝える朗読劇「伝えたい あの日のことを」を千葉県庁で上演した。部員の3年生3人と卒業生4人が参加し「ノーモア・ヒロシマ、ノーモア・ナガサキ」と核兵器廃絶を力強く訴えた。

(平嶋奏葉)

 台本は、県原爆被爆者友愛会が被爆者らの証言をもとに作成した。同部は今年3月にも、日本原水爆被害者団体協議会(被団協)のノーベル平和賞受賞を記念して県生協連が主催したつどいで、同じ朗読劇を披露。これを見た友愛会から声がかかったことで、今回の出演に至った。

 友愛会による県庁での平和祈念原爆展に合わせ、同会が作成したスライドを流しながら上演。「原爆は、何の予告もなく、普段の生活をしている市民の上に落とされました」「爆心地近くの小学校で、女の先生が右脇に3人、左脇に4人の子どもを抱えて死んでいました」と被爆者の ・・・

【残り 412文字】



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