完璧に主役、同点ゴールも 市船橋・和泉

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 主将が窮地を救い、最後は勝利をもたらした。終了間際の同点ゴールに、延長後半の決勝ゴール。「苦しいときにチームを助けられるのがキャプテン」と和泉竜司。市船橋のエースは、憎らしいほど完璧に主役を演じきった。

 開始早々に失点し自らの2ゴールで逆転勝ちした、初戦を再現するようなドラマチックなショーだった。「1点なら絶対取れる。2失点しなければいけると信じていた」

 土壇場の後半ロスタイム。何度も続いたCKで、点取り屋の嗅覚がうずいた。「競り合ってくれる選手が他にいる。自分はこぼれ球を狙う。狙っている人のところにボールは来る」。大混戦の中、体を投げ出して押し込んだ。

 仕上げは鮮やかだった。延長後半5分、パスを受けると切り返し、右足で狙い澄まして決めた。「いいパスをくれたから、瞬間的にゴールがイメージできた。イメージ通りでびっくりですけど」といたずらっぽく笑った。