ちばの選挙

県議グループが始動 白石、森田氏を念頭に 自主投票の自民党県連

 三月の知事選で、自民党県連会長の実川幸夫衆院議員は十九日に開かれた県議団の議員総会で、「党として推薦候補を出さずに、自主投票とすることを決定した」と報告した。これを受け、同党県議有志がつくる各政策グループは、千葉市内で相次いで会合を開き、関西大学教授の白石真澄氏(50)、あるいは俳優で元衆院議員の森田健作氏(59)を念頭に、だれをどういう形で応援するのが適当かを模索した。知事選をめぐる県議会最大会派・自民党の動きは、県議グループに判断の場がゆだねられ“第二ラウンド”に突入した。

 県連内では、出馬表明した白石氏を推すグループが具体的な支援に向け準備を進める一方、今月下旬に表明予定の森田氏に関心を寄せる県議たちも動き始めた。

 白石氏派のグループは同日昼に千葉市内で総会を開き、白石氏の支持を県内各地で拡大していくことなどを申し合わせた。

 出席した県議は「(グループの)二十数人だけでは勝てない。自民党内だけでなく党派を超えて、支持を呼び掛けていきたい」と話した。

 千葉市内のホテルでは同日昼過ぎから、「反白石氏」を掲げる複数のグループが一堂に会し、県議計約三十人が知事選に向けた対応を協議。森田氏を視野に入れた発言が目立ったが、協議終了後、一方のグループの幹部は取材に対し、「森田氏が正式に立候補を表明した後、意見を聞いたうえで、支援するかどうかを判断したい」と語った。

 同じ会合に出席した別のグループの幹部は「状況が流動的になっているので、支援候補を決めるのはまだ早いのではないかという意見も出ている。(まったく新しい)第三の候補者の話も出ており、森田氏についての話は入り口で止まっている段階」と述べるにとどまった。


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