ちばの選挙

立候補予定者は臨戦態勢 投票まであと1カ月 ちば知事選

 ちば知事選(二十九日投開票)まで一カ月を切った一日、立候補予定者たちは事務所開きや支援する議員の報告会などに参加して支持を訴えた。告示(十二日)を目前に、陣営も臨戦態勢だ。これまでに立候補を表明しているのはいずれも無所属で、県議の西尾憲一氏(58)、社会福祉法人理事長の八田英之氏(64)=共産推薦=、関西大学教授の白石真澄氏(50)、俳優で元衆院議員の森田健作氏(59)、元いすみ鉄道社長の吉田平氏(49)=民主県連、社民推薦=の五人。

◆船橋で県政報告会 西尾氏
 西尾氏は同日夜、船橋市内で県政報告会を開催した。船橋市議時代からの後援会と昨年設立された新後援会の二団体を中心に約三百人が集まった。

 冒頭、西尾氏は「実現したい政策があり(県知事選に)出馬を決意した。任期半ばで県議の席を投げ出すことをおわびする」とあいさつ。さらに、「地域医療は崩壊の危機。八ッ場ダム建設を中止してでも県民の命と健康を守る方が大事」と、県立医科大学創設や同ダム計画中止などの持論を展開。「皆さまの声を必ず県政に反映させる。思いをぶつけて」と訴えた。

◆京葉東葛地域で集会 八田氏 
 八田氏は千葉市中央区で開かれた擁立母体の「明るい民主県政をつくる会」メンバーである千葉土建の決起集会に出席。約百六十人を前に、「皆さんの期待を受け、たすきも段々と重くなってきた」と述べ、八ッ場ダムの建設中止や特別養護施設の増設による雇用創出などの政策目標をあらためて強調した。

 集会出席後は、銚子明るい会の結成集会のため、銚子市へ。午前中から夕方にかけては、野田、流山、柏の三市内で街頭活動を行い、明るい会の新日本婦人の会二支部の集会にも出席した。

◆公明県本部が支援 白石氏 
 白石氏は千葉市美浜区のホテルで開かれた公明党県本部の議員総会に出席した。同党県本部の国・県・市会議員百六十一人は拍手で白石氏を出迎え、県本部を挙げて支援する方針を確認した。

 壇上で白石氏は「政治活動は初めてのこと。ぜひ叱咤(しった)激励して私を支援いただきたい」とあいさつ。医療問題の解消や農業の後継者育成など、自らの政策をアピールした。

 白石氏は同日、稲毛海岸駅付近で街頭活動を展開。茂原市内で自民党の石井準一参院議員の国政報告会にも出席した。

◆県内縦断ミニ集会 森田氏 
 前日に成田山新勝寺で必勝祈願をした森田氏は、早朝から南房総市、木更津市、四街道市、匝瑳市で開かれたミニ集会などに出席するため、県内を縦断した。

 四街道市では森田氏は政党の推薦を受けない無党派候補であることを強調。「森田が何をするかを期待するのでなく、森田とおれたちが一緒に何をするかが大事だ」と県民とともに県政を変える意思を強調。

 また、「千葉のポテンシャルはすごい。でも県外から見ればピーナツだけ。冗談じゃない」と憤り、積極的にトップセールスを展開する考えを示した。

◆事務所開きに森法相 吉田氏 
 吉田氏は千葉市中央区で事務所開きを行い、推薦した民主党県連、社民党幹部や後継指名した堂本暁子知事、後援会長の古在豊樹前千葉大学長ら約二千五百人(主催者発表)が参加。支援を表明している自民党の森英介法相も姿を見せた。

 吉田氏は、八ッ場ダム建設や鬼泪山山砂採取の中止を目指すことを宣言。「民間経営者の研ぎ澄まされた感覚で実行したい」と決意を語った。長浜博行・民主党県連代表は衆院選をにらみ、「流れを変えるために全力で応援する。票を取らないと勝てない選挙」と支援を呼びかけた。


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